産業カウンセラーの難易度は難しいのか簡単なのか、これから目指すという方は気になるのではないでしょうか。しかし産業カウンセラーという資格の場合、この判断がとても難しいと思います。
数字だけを見てみると、産業カウンセラーの合格率は65~70%ほどとなっています。50%を超えているという事だけを見ると、難しくは無いと判断する人も多いと思います。難しいと言われている試験になると20%以下は当たり前で、1桁という合格率の資格もありますからね。
しかし産業カウンセラーという資格は受験資格という点で、大きな関門があります。これによって単純に簡単な資格だと言いきる事ができません。
産業カウンセラーの受験資格は、大学等で専門的に勉強してきた人か、養成講座を修了した人です。資格試験を受ける前からしっかりと勉強しているのですから、合格率が高いと言う事ができます。
養成講座として考えるのであれば、受けるだけなら誰でもできます。しかし産業カウンセラー養成講座の場合、しっかりとした評価を受けてそれに合格する必要があるのです。言ってみれば、最初からある程度の能力を持っている事が前提という事になります。
1から勉強するというのであれば、その試験の難易度はかなり難しいと言ってよいでしょう。しかしその前にしっかりとした蓄積があるのですから、数字だけを見れば簡単に見えてしまうのです。
この資格は決して簡単に取得できる物ではありません。今まで全くカウンセリングに関係した勉強をした事が無い人が目指すのなら、かなり苦労する事になりますので覚えておいてください。
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