産業カウンセラー養成講座は、単純に講座を終えたからそこでおしまいというわけではありません。講習後にある在宅研修をこなす事によって、完全に終える事ができるのです。
産業カウンセラー養成講座の在宅研修は、一見すると宿題のように思えるかもしれません。しかしこの在宅研修課題を提出し、A～Dの4段階評価でB以上を得るという事が修了条件に盛り込まれているのです。
この他に欠席が17時間未満である事という物もありますが、まずここでしっかりとした評価を受ける必要があるのだという事を覚えておきましょう。
ちなみに産業カウンセラー養成講座の在宅研修は、単にレポートをまとめれば良いという物ではありません。日本産業カウンセラー協会のホームページには40時間相当とありますので、通常の講座を1通り受けるくらいの時間が必要になります。
産業カウンセラー養成講座は、受講料が20万円もします。在宅研修のせいで修了する事ができなかったという場合、このお金が全て無駄になってしまうという事なのです。
驚かすような事を書いてしまいましたが、基本的にしっかりと講座を学んでいれば問題無く修了する事ができるはずです。勉強をするという意味での講座は終わっても気を抜くことなく、最後までしっかりと取り組むようにしましょう。
産業カウンセラーという資格の合格率は、資格試験としては高い数字だと思います。その数字を裏付けているのは、受験資格を得るために受ける段階でしっかりと勉強している事が前提になっているからなのではないでしょうか。
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