産業カウンセラー養成講座で力を入れているのは
実技実習です。
カウンセリングというのは、おそらくほとんどの人が経験した事のない物だと思います。講座自体の時間も理論の2倍近くが用意されており、
カウンセラーとはどういった物なのかをしっかり勉強する事ができます。
知識だけあったとしてもコミュニケーション能力に欠けているのであれば、
産業カウンセラーとしては失格です。
産業カウンセラーという資格にだけ目がいきがちですが、こういった部分がしっかりとできていなければ名乗る事はできません。
産業カウンセラーとして求められている能力は、
まずしっかりと話を聞く事ができるという事です。これはただ話を聞いてあげれば良いというわけではなく、時にはちょっとした揺さぶりをかけて、クライアントの本音を聞き出すという事も含まれています。
実際に
カウンセラーの方と話をしてみると気づくと思いますが、聞き上手とはこういった事を言うのだろうかと思わせられるくらい、自分の事について色々と喋ってしまう事があります。時には本人が気づいてなかった時に気づかせられるという事もあるくらいなので、純粋に凄いと思ってしまいますね。
例え話を聞いている時にまちがいだと感じる事があっても、そこで話の腰を折ってしまってはいけません。ここがしっかりとできるかどうかという事で、
産業カウンセラーとしての腕前が分かると言ってもよいと思います。
これが全てというわけではありませんが、
産業カウンセラーとしては重要な事です。
産業カウンセラー養成講座での
実技演習では、こういった部分もしっかりと教えてくれますので、苦手だという人もしっかりと勉強する事ができるのです。
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